弊事務所の名称は中国古典の『大学』から引用させていただきました。
『大学』第二章三節に、「湯之盤銘曰、苟日新、日日新、又日新」とあります。
「湯(とう)の盤の銘に曰く、苟(まこと)に日に新たに、日日に新たに、又日に新たなれ」と読みます。
「湯」は殷王朝の開祖である湯王のことで、中国では聖王とされています。
「盤」は水をためる容器で、洗面や沐浴に使うものです。
湯王は、毎日顔を洗うときに使う水盤に彫られたこの言葉を見て、日々、自分を新たにすることを心がけていたと言われています。
「新た」の解釈はいろいろあると思いますが、私は二つの意味で解釈しています。
一つは「余計なものを洗い落とし、まっさらな状態になること」。
もう一つは、「自分自身を更新(バージョンアップ)すること」。
まとめると、「常に謙虚な気持ちで、向上心を持ち続けること」。
自分自身に対してはもちろん、謙虚さと向上心は、企業を発展させていくために、経営者にとっても労働者にとっても必要なことだと考えます。
多くの人にこの言葉を伝え、社会の健全な発展に貢献したいという想いを込めています。
ぜひ一緒に成長していきましょう!